新卒の人に知ってもらいたい仕事に関する記事を書いています

不安を抱えない働き方

投稿日時:2017-07-12 16:16:15

過労死事件などで、ブラック企業の問題が取りざたされている中で、ワークライフバランスの考え方が変わりつつある空気があります。そんな中で、新人の方は「本当にこの仕事で大丈夫なのか」「大変な仕事だったらどうしよう」と不安になったり、逆に「仕事が任せてもらえないのでは」「先輩よりも早く帰ったらやっかまれるのでは」と考える方もいらっしゃるでしょう。

新人のうちは何でも教えてもらう立場です。まともな会社であれば、新人教育は必要業務であると認識しているはずです。最初のうちは足手まといになったり、任せられる業務が少ないことは、先輩や上司もわかっていて採用しているわけですから、そこに気負いする必要はありません。残業についても、しっかり管理できている会社なら、先輩や上司もさほど残業をせずに適切なところで切り上げて帰っているはずですので、心配する必要はありません。

新人のうちは、何かと不安をため込みやすくなります。そのために、ちょっとしたことでも過敏になって「この先大丈夫だろうか」と考え、新社会人特有のうつに陥りやすくなるのです。うつ病を発症すると、今後その会社で働き続けるのも、転職するのも大変になります。不安なことはどんどん先輩や上司に相談し、少しでも不安を解消し、ため込まないようにすることが重要です。

こういった不安は、上司や先輩よりも同期と話したくなりますが、よほどのブラック企業の場合は別として、不安なもの同士でさらに不安を拡大させる結果に陥りがちです。どうしても自分の会社の人間には相談しづらい場合、別の会社で数年勤めている学生時代の先輩などでもいいので、とにかく社会人の先輩に適切な意見を聞いてみてください。

1か月、3か月、半年と、働く期間が延びて、できることが増えることで解消される不安や不満は、実はかなり多いのです。心の中にため込まず、適度にストレスを解消しつつ仕事をしていくコツを身に着けると、働くことに前向きになれるでしょう。

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Author

  • 名前:永
  • 年齢:40代
  • 職業:会社員
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